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小松純也プロデューサー

1967年、兵庫県西宮市生まれ。京都大学文学部在学中、「劇団そとばこまち」に在籍。卒業後、フジテレビ入社。19年3月、フジテレビを退社。現在、株式会社スチールヘッド代表取締役。共同テレビジョンのプロデューサーとして活動中。

鶴瓶さんは“ドロ舟”と…数字がとれなくても乗ってくれる

公開日: 更新日:

法則4=1つの失敗に立ち止まらない

ダウンタウンのごっつええ感じ」や「SMAP×SMAP」など、フジ黄金期のバラエティー番組の制作に携わってきた小松純也(52)。「90年代のテレビコントとは小松純也の世界である」(作家・戸部田誠)とまで評価されている。

 しかし、意外にも大コケした番組も多いという。笑福亭鶴瓶からは、愛情を込めて「ドロ舟」呼ばわりされている。

「過去には結構ひどい結果を出しています。金曜7時のゴールデンタイムなのに視聴率5%以下とか。当時のフジテレビではあり得ない視聴率です。ゴールデンで平均14%、全日平均10%というころにレギュラー番組で3・7%だったこともあります。鶴瓶さんは、いまでも僕のことをドロ舟って言いますからね。この間、NHKで会った時、一緒にいた『チコちゃんに叱られる!』のMCをやっている岡村(隆史)さんに、『ドロ舟が当てたなぁ。こいつの企画に乗っかると沈む』『どんだけ俺がドロ舟に乗っけられたと思ってんねん』って話していました。鶴瓶さんは、『どうせあいつ数字とらへんけど』って沈むことが分かっていても乗ってくれるんですけどね。関係者が多いので、具体的な番組名は言えませんけど」

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