東京五輪の注目7人 素顔と武器
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剛柔備わるプロクライマー 野口啓代を支える「3つの武器」
「スポーツクライミングはまだ競技としては未熟な面もある。その中で、野口選手は唯一、プロフェッショナルなマインドを持っているクライマーではないでしょうか」 こう話すのは、クライミングジャーナリス…
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川井梨紗子「強気メンタル」で先手必勝貫けば金メダル確実
吉田沙保里、伊調馨の後継者だ。19年9月の世界選手権(カザフスタン)で優勝し、女子57キロ級の代表を勝ち取った。初めて出場した16年リオ五輪では63キロ級で金メダルを獲得。東京では、吉田、伊調に次ぐ…
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柔道女子・阿部詩 負けるたびに強くなる「努力する天才」
「ヤワラちゃん2世」との呼び声も高い。 東京五輪での金メダルに大きな期待がかかっている柔道女子52キロ級の星。兄の一二三(22=日体大)を追って柔道を始め、揃って第一線に駆け上がった。兄妹はた…
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世界ランク1位の矜持 首位をキープし続ける桃田賢斗を直撃
かつての金メダル候補が上り調子である。2016年リオ五輪前に違法賭博に手を染めて、資格停止処分を受けた男子シングルス王者の勢いが止まらないのだ。 19年はワールドツアーファイナル(12月=中…
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サニブラウン“上げ潮”に乗り88年ぶり五輪ファイナリストへ
日本勢の中で最もファイナリストの期待を抱かせるのは、日本記録の9秒97を持つこの男。19年の世界陸上(ドーハ)は1組5着(10秒15)で準決勝敗退だったが、ピストルの音が聞こえず出遅れるアクシデント…
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八村塁25試合スタメン出場 陰の努力でいきなり主力の活躍
NBAワシントン・ウィザーズのドラフト1巡目ルーキーは、期待にたがわぬ働きを見せている。 八村は開幕から25試合スタメン出場を続け、1試合平均13・9得点、5・8リバウンド(ともにチーム3位…
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遅咲きのエース大橋悠依 メダル取りに必要な「5つの条件」
「遅咲きのエース」といわれる。 19年夏の世界水泳200メートル個人メドレー決勝で、泳法違反を犯して失格。しかし、その後の400メートル個人メドレーでは、175センチの長身から繰り出す大きなス…