八村塁25試合スタメン出場 陰の努力でいきなり主力の活躍
バスケットボール男子・八村塁(21)
NBAワシントン・ウィザーズのドラフト1巡目ルーキーは、期待にたがわぬ働きを見せている。
八村は開幕から25試合スタメン出場を続け、1試合平均13・9得点、5・8リバウンド(ともにチーム3位)をマーク(12月16日終了時)。
12月16日のピストンズ戦でリバウンドで跳んだ際、同僚選手と接触して鼠径部を負傷。5試合を欠場したが、同月の第1週(4試合)は35分間以上のプレータイムを与えられ、米放送局「CBSスポーツ」が選ぶ「週間ルーキーランキング」1位に名を連ねた。
「NBA1年目から、ダブルダブル(得点、リバウンドなどの5項目のうち2つで2ケタを記録)を達成するなど、ルーキーとしての働きぶりは申し分ない。ドライブの持っていき方、ボールハンドリングに加え、状況判断も向上している。個人で、かなりの練習を積んでいるのがうかがえます。ゴンザガ大時代とは異なり、ウィザーズではボールが回る機会が減っても、いかにチームに貢献できるかを考えながらプレーしています。技術、メンタルも含めて、オールラウンダーとして順調なスタートを切ったと言っていいでしょう」(前男子日本代表監督の長谷川健志氏)