あの五輪メダリストは今
-
柔道・野瀬清喜氏は平凡な国立大学を一人で超強豪校に導く
「五輪で引退を決めていました。それからは指導に注力です」 そう語るのは32歳にして84年ロサンゼルス五輪に初出場を決め、柔道86キロ級の銅メダルを勝ち取った野瀬清喜氏だ。 1浪で東京教…
-
フジでは年収3000万円 金子正明さんの波瀾万丈な仕事人生
専修大学時代からレスリングのトップ選手として活躍した金子氏は卒業後、幹部候補生として自衛隊に入隊した。自衛隊体育学校に所属しながら、28歳3カ月で臨んだ1968年メキシコシティー五輪で金メダルを獲得…
-
金メダリストが華麗なる転身 小幡洋次郎さんはホテル経営
“無心にして一途なり” 群馬県立館林高でレスリングを始めたばかりの頃、“ひとつのことを一生懸命にやれ”と父から贈られたこの言葉を座右の銘とした。 選手時代は一心不乱に競技に打ち込み、…
-
巽樹理さんの二足のわらじ シンクロ銀から33歳で大学院へ
「スポーツと同じで、達成したいことのためには事前の種まきが重要です。私の場合は33歳で入学した大学院時代の準備が今に実っています」 現在、母校の追手門学院大で社会学部准教授を務める巽氏はそう語…
-
“新東洋の魔女”前田悦智子さん 34歳差婚支えた母の言葉
新東洋の魔女の一人、前田悦智子さんはいま1000坪の豪邸に暮らす。 現役時代はその高い打点から打ち込む強烈なスパイク“稲妻おろし”を武器に、レギュラーメンバーとして1974年世界選手権、76…
-
工藤章さん モントリオール銅から新宿にビル持つ実業家へ
メダリストから実業家へ――。 専修大学1年生の時に国体優勝、2年生から日本選手権を4連覇し、金メダル有力候補として出場した1976年モントリオール五輪。当時のレスリングはバッドマーク(罰点)…
-
白井貴子さん モントリオール金から30年、難民支援を継続
1976年モントリオール五輪女子バレーの金メダルに貢献した「日本の絶対的エース」が現役を引退したのは、日本中が歓喜に沸いた2年後のこと。現在、NPO法人バレーボール・モントリオール会理事として競技普…
-
十文字貴信さん 自転車も麺も正解がないから夢中になれる
その店主の筋骨隆々な姿からは、到底44歳とは思えない。1996年アトランタ五輪でプロ競輪選手として日本史上初の銅メダルを持ち帰ってから24年。十文字氏は今、地元で評判のラーメン店「白河屋」の厨房にい…