羽川豊の視点 Weekly Watch
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笹生優花のスイングは進化途中も…2つ目のメジャータイトル獲得の期待大
LPGAツアー本格参戦2年目の笹生優花が好調です。 2022年初戦6位に続き、先週の「ゲインブリッジLPGA」は、優勝したリディア・コに2打差3位フィニッシュの好プレーを見せてくれました。昨…
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桂川有人が全英OP出場権獲得! 日本ゴルフ界の若手にいい流れが来ている
2022年に入り、松山英樹の「ソニーオープン・イン・ハワイ」優勝から、日本ゴルフ界にいい流れが続いています。 先週は欧州ツアー「アブダビHSBC選手権」で金谷拓実(23)が25位。すでにマス…
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松山英樹が米ツアー8勝目! 魅せた「マスターズチャンピオン」の貫禄V
松山英樹が、先週の「ソニーオープン・イン・ハワイ」で今季2勝目(通算8勝目)を挙げました。 3日目に63の猛チャージを見せて単独2位に浮上。最終日は首位ラッセル・ヘンリーに2打差でスタートし…
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松山英樹に王者の貫禄 2カ月ぶりの実戦に不安要素は見当たらない
PGAツアーの2022年が早くも米ハワイ州で開催された「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」から始まりました。 先週は首位タイ発進のキャメロン・スミス(豪州)とジョン・ラーム(スペ…
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メジャータイトルは日本人プロには身近に 今年は海外での活躍を大いに期待
2022年は海外で日本勢の活躍が大いに期待されます。米男子ツアーは早くも今週6日からスタートし、米女子ツアーも今月21日に開幕します。 昨年は松山英樹が4月の「マスターズ」で、日本人には無縁…
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主催者が女子ツアーから撤退 プロは見てもらってナンボの世界…試合減は大きな痛手
暮れも押し迫ったこの時期に、若手プロの活躍で人気の日本女子ツアーに騒動が起きています。 「GMOインターネット・レディースサマンサタバサグローバルカップ」の主催者が、女子ツアーから降りるとツイ…
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渋野日向子には爆発力、古江彩佳にはパットのうまさ 2人は米ツアーでも勝機十分
来季からのLPGAツアー参戦を目指して、8ラウンド・144ホールという長丁場のQシリーズ(最終予選会)に挑戦した古江彩佳が通算18アンダー7位、渋野日向子が通算10アンダー20位に終わり、そろってツ…
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日本男子プロ今季は印象に残る試合が少なかった 来季に向けて目標設定を明確にすべき
男子ツアーの全日程が先週の「ゴルフ日本シリーズJT杯」で終わりました。この1年を振り返ってみると、若手の頑張りが目立ちましたが、印象に残るすごい試合は少なかったと感じます。 日本タイトルに限…
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男子ツアー逆転賞金王へ 「日本シリーズJTカップ」では日本人プロの奮起を促す
日本女子ツアーは先週の「JLPGAツアー選手権リコー杯」で全日程が終わり、稲見萌寧と古江彩佳の2人の間で最終戦までもつれた賞金女王タイトル争いは、稲見に軍配が上がりました。 いっぽう、男子ツ…
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発症は何げない動きから突然…プロの職業病「ぎっくり腰」との付き合い方
16日に43歳の誕生日を迎えた谷原秀人が、先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で5年ぶりにツアー通算15勝目を挙げました。 寒さや強風というコンディションが悪い中でベテランらしいしぶと…
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プロは身なり、言葉遣い、プレー態度に気遣い、魅力ある選手になって欲しい
男女問わず、シード権が確定していないプロにとって11月の試合は来季のツアー出場権獲得を目指す戦いになります。 ただ、気温が下がり、芝が枯れるとラフからのショットは楽ですが、芝が薄くライが悪く…
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渋野日向子に「思い切りの良さ」が戻ってきた! スイング改造の道筋が明確に
渋野日向子が10月に入って、「スタンレーレディス」「樋口久子 三菱電機レディス」と2勝を挙げ、ツアー終盤になって勢いがあります。 今年は来季からの米女子ツアー参戦を目指してトップの位置を低く…
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松山英樹が通算7勝目!「ZOZO選手権」での“逃げ切りV”は大きな意味を持つ
松山英樹がファンの期待に応えるように国内開催の米ツアー「ZOZO選手権」を制し、4月の「マスターズ」に続いて通算7勝目を挙げました。 大会直前に、「マスターズに勝った時が10だとしたら、今は…
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S.ノリスも古江彩佳もパット巧者…スコアメークのカギはショットかパットか
ゴルフは14本のクラブを使い、総合力を競うゲームです。ティーショットが曲がらず、アイアンはグリーンをとらえる。たとえグリーンを外してもピンに寄せて、1パットで決める。どこにも不安がなければ好スコアに…
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渋野日向子は米女子ツアー挑戦に向けていい流れをつくった
渋野日向子が約2年ぶりに「スタンレーレディス」で優勝しました。 これまでのコメントから、もう1回メジャーに勝ちたいという気持ちが強くなっている、とわかります。笹生優花が全米女子オープンに勝ち…
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勝みなみ4日間60台マークし優勝 ナショナルオープンはプロの総合力が試される
今年の日本女子オープンは、大会2日目が台風によるコースコンディション不良のため中止になり、最終ラウンドが月曜日に行われました。条件は出場選手みな同じですが、大会期間が1日延びると集中力を保つのが難し…
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中島啓太が5人目の快挙 高い目標を持つアマのツアーVはもはや驚きではない
大学3年生の中島啓太が、先週の「パナソニックオープン」で史上5人目のアマチュア優勝を遂げました。技のあるプロに交じっての快挙であり、すごいことです。 中島はすでにツアー競技にも出場して好成績…
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松山英樹息つく暇なし 次につながる「最終18番イーグル」の価値は大きい
米ツアーは先週から2021~22年シーズンが始まり、開幕戦「フォーティネット選手権」最終日は松山英樹(29)が大爆発。サンデーバックナインは上がり16番バーディー、17番バーディー、18番イーグルと…
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プロはどんな状況でもスコアを伸ばさないといけない 飛距離をあきらめたらおしまい
先週のシニア大会「コマツオープン」は3日間とも60台で回ることができ通算12アンダー・4位。今季開幕戦2位に続く、2度目のトップ5でした。 ティーショットが曲がらず狙ったポジションをとらえ、…
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今平周吾が逆転V ショットメーカーが手に入れた海外で戦う「飛距離」という武器
「フジサンケイクラシック」最終日に7バーディー、ノーボギーの64で回り、3打差3位発進から見事な逆転劇を演じた今平周吾ですが、今年の春先はスイングに悩んでいました。 負けず嫌いな性格で、201…