渋野日向子が開き直った時は強い!今季初メジャー“崩れた3日目”の反省材料を次に生かせ
今季女子メジャー初戦「シェブロン選手権」は、渋野日向子が最終日に見事なカムバックを見せ、4位フィニッシュでした。
今大会はクラブが思い切り振れており、2日目にベストスコア66をマークして単独首位に立ちました。
体の回転がよく、ショットは曲がらず、狙ったところへの距離もぴったり合っていました。
その勢いのまま3日目に2アンダー、3アンダーで回れば最終日は優勝を争う位置でプレーできるだろう、と見ていました。
ところが、そのムービングサタデーが問題でした。77と崩れて21位タイ。トップとは12打差と優勝争いから大きく後退しました。「ショットが曲がって、悔しい一日だった。パットも流れをつくれずにダメでした」(渋野)と、前日とは別人でした。
そして迎えた最終日は3日目の悔しさを晴らすように、今大会2度目の66をマークし、順位を大きく上げたのです。
渋野は開き直った時は本当に強い。スコアを伸ばす爆発力があり、力をつけているのがよくわかります。