笹生優花のスイングは進化途中も…2つ目のメジャータイトル獲得の期待大
LPGAツアー本格参戦2年目の笹生優花が好調です。
2022年初戦6位に続き、先週の「ゲインブリッジLPGA」は、優勝したリディア・コに2打差3位フィニッシュの好プレーを見せてくれました。昨季はドライバーが荒れてミスするシーンが気になりましたが、今季はティーショットが安定しています。持ち味であるアイアンショットに課題が残るものの、グリーンを外した時のショートゲームが冴えています。
■ドローからフェードにスイングが進化
まだ完璧ではありませんが、軌道が少し左側に抜けるフェードのスイングになっています。
どうやら球筋をドロー系からフェード系に変えているようです。練習場ではいいボールを打っていましたが、試合になるとタテの距離感が微妙にズレていました。
とはいえ、スイングを修正中にもかかわらず最終日に6バーディー(1ボギー)を奪う爆発力があり、潜在能力のすごさを感じます。
取り組んでいるスイングに慣れるまでは時間がかかり大変ですが、トップでのバラツキがなくなっています。もともと持ち球はドローでしたが、ストレートからフェードの球筋でピンの根元を狙うスイングを手に入れようと、さらに進化し続けているわけです。