渋野日向子から「強気のパッティング」が消えたHSBC女子世界選手権初日のミスと焦り
首の痛みもあって「アーノルド・パーマー招待」を通算3オーバー・20位に終わった松山英樹。
1月の「ソニーオープン」に勝った後は予選落ちこそありませんが、4試合でトップ10が1回だけ。調子が上がらず、連覇の期待がかかる来月のメジャー初戦「マスターズ」に向けて心配するファンも多いでしょう。
■マスターズに向けた松山の課題
熾烈なPGAツアーのトップレベルで長く戦っていると、連戦の疲労蓄積があります。それに30歳を過ぎると、手首、腰、ひざなど負担の大きい部分が悲鳴を上げてきます。
その痛みをかばってプレーすると、違う箇所に痛みが出たり、古傷が再発することもあります。するとクラブを振り切ることができず、軌道もズレてくれば成績も必然と落ちてきます。
とはいえ今年のベイヒルCは長いラフに多くのプレーヤーが苦しめられ、風も吹きスコアが伸びませんでした。そこでズルズルと予選落ちなら嫌なイメージを引きずることになりますが、悪条件の中でも最終日に4人だけというアンダーパーを出しており、さすがです。