波乱呼ぶ「LIVゴルフ招待」、そして国内女子プロから相次ぐメジャー不参加意向は残念
サウジアラビア政府がバックにつき、グレッグ・ノーマンが主導する新ツアー「LIVゴルフ招待」の初戦が先週ロンドンで開幕しました。ある意味、世界で最も注目を集めた試合かもしれません。
3日間大会で通算7アンダーのC・シュワーツェルが優勝し、手にした賞金は400万ドル(約5億3600万円)。日本から出場した3選手は木下稜介が通算2オーバー14位(獲得賞金4221万円)、香妻陣一朗が通算3オーバー16位(同3283万円)、谷原秀人は通算11オーバー41位(同1822万円)と国内で戦うよりも破格。潤沢なオイルマネーがあり、1試合で1年分を稼げる高額賞金はプロにとってやはり魅力です。
同時に、LIVゴルフ招待に出場したP・ミケルソン、D・ジョンソン、S・ガルシアらメジャーチャンピオンに対してPGAツアーが出場停止を即座に発表したことも大きな話題になりました。人気選手が流出すれば、大きな収入源である放映権料ダウンの危機感があるからでしょう。
■新ツアーの魅力は「短時間に稼げる賞金」