Dr.中川のみんなで越えるがんの壁
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不要検査で死亡事故 医師の見落とし対策で患者ができること
悔やんでも、悔やみきれないでしょう。独協医大病院(栃木県壬生町)で、CT検査に用いられた造影剤による重篤なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こした男性(当時76)が死亡していたことが明ら…
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仁科亜季子さんは38歳で子宮頸がん発覚 HPVワクチンの現状は?
「38歳の時に、もっと早く検診をしておけばと思った」 今月2日、松山市のホテルでそう語ったのは、女優の仁科亜季子さん(66)です。四国がんセンターなどが開催したがんのセミナーに呼ばれ、4度のが…
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長渕剛が母の介護を告白 認知症併発のがんは待機療法も
歌手の長渕剛さん(63)というと、男気あふれるライブパフォーマンスで知られます。そんな魂の男がテレビ番組で語った、今は亡き母の介護秘話は、これからの日本の姿を象徴しているかもしれません。 報…
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北別府学さんが告白 成人T細胞白血病は九州・沖縄に偏在
精密機械といわれた広島のエースを襲ったがん報道には驚きました。野球解説者の北別府学さん(62)は20日、自らのブログで成人T細胞白血病であることを告白。2年前の検査で発覚した時は、「しばらくは何も手…
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だいたひかるは放射線に25万円 高額療養費を使い尽くすワザ
がんになって気になるのは治療法もさることながら、医療費も大きいでしょう。そんながん患者の不安解消に一役買っているのが、お笑いタレントのだいたひかるさん(44)のブログです。 今月14日に「放…
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石田純一はTV番組で余命8年と 肝臓の線維化を知る検査2つ
65歳にして3児のパパの俳優・石田純一さんは、元気がトレードマークですが、お酒が体をむしばんでいるかもしれません。6日放送のテレビ番組「名医のTHE太鼓判!」で「余命8年」と宣告されたことが報じられ…
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池江選手が退院 白血病治療のカギ握る移植前処置の重要性
無事に退院されて何よりです。競泳の池江璃花子選手(19)が、白血病による入院生活を終え、2024年のパリ五輪に向けて歩み始めたことが報じられました。マネジメント会社によると、正式の病名は急性リンパ性…
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梅宮辰夫さんは6度 がん抑制遺伝子の変異があると多発する
昭和の名優・梅宮辰夫さんの命を奪ったのは、慢性腎不全でした。享年81。一連の報道によると、晩年はかなりつらい状態だったようです。 6度のがんのうち、本格的な闘病生活は、2016年の十二指腸乳…
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効果は0.1%…厚労省のデータで判明したゲノム医療の現実
がんの遺伝子検査を巡る調査結果が波紋を広げています。厚労省が遺伝子検査を手掛ける中核拠点病院などを対象に検査実績を調査したところ、検査を受けた805人のうち、効果的な薬が見つかったのは全体の1割ほど…
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肝臓がんは九州沖縄が中心 がん患者の分布と地域性の理由
佐賀県の肝臓がんの患者数は1999年から19年連続でワーストでしたが、昨年の速報値で31・4となって、和歌山の32を下回り、20年ぶりに最下位を脱却したことが話題になりました。なぜ、20年も佐賀がワ…
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阪神・原口は3b期 大腸がんは錠剤の抗がん剤で再発予防
がん治療とスポーツとの両立という点で、印象的です。阪神の原口文仁捕手のがん闘病会見が話題を呼んでいます。報道によると、ステージは3bで、進行した状態でした。1月に大腸がんが発覚してから6月に早くも一…
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トレエン斉藤はドキッ バレット食道のがん化リスクは125倍
ショックを受ける人が今後、続出するかもしれません。18日放送の医療バラエティー番組で、お笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司さん(40)が食道がんのリスクを指摘されて、うなだれたと報じられたとい…
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免疫療法&放射線注目「アブスコパル効果」より高めるには
抗がん剤にしろ放射線にしろ、がん細胞で生じる遺伝子変異によって、どんな治療も次第に効果が薄れることについて前回、触れました。ところが、オプジーボに代表される免疫チェックポイント阻害剤と放射線を組み合…
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肺がんの臨床試験で注目 2剤の併用で再発リスクが4割減
肺がんの治療でうれしいニュースでしょう。近畿大などの研究グループによって、分子標的薬を2剤併用すると、単独で使う場合に比べて再発リスクが4割下がることが分かったのです。 肺がんの人のうち、3…
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八千草薫さんは肝臓にも すい臓腫瘍IPMNはMRIで早期発見
女優・八千草薫さんの命を奪ったのは、膵臓がんでした。今年の予測値では、膵臓がんの死亡数は3万5700人と推計されていて第4位。この10年で5割増です。 死亡数が膵臓がんを上回る肺がん、大腸が…
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15~39歳のAYA世代は8割 若い女性にがんが多い今時の事情
がんは、遺伝子のコピーミスが原因ですから、高齢社会の今、加齢によって増えるのはある意味当然です。全世代を見渡すと、男性の方が多いのですが、15~39歳の「AYA世代」に限ると、女性が圧倒的なことが分…
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E・ジョンは失禁を告白 前立腺がんの手術後はオムツ生活に
驚いた方も多いでしょう。英国の人気歌手エルトン・ジョン(72)が2年ほど前に前立腺がんの全摘手術を受けていたと報じられました。幸い早期で完治しているようですが、手術10日後には、手術の合併症の尿漏れ…
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子宮頸がんと中咽頭がんに共通 "口腔奉仕"で若者に急増中
「子宮頚がんで手術を受けた方と放射線で治療した方のQOLは、まったく違います」 こう言うのは、子宮・卵巣がんのサポートグループ「あいあい」の代表まつばらけいさんです。子宮頚がんを放射線で治療さ…
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がん治療と仕事の両立「難しい」が6割 “手術偏重”の実態が
がんになると、仕事と治療の両立が難しい。そう思われている方は少なくないでしょう。がん対策に関する内閣府の世論調査によると、がんの治療を受けながら働き続けるのは難しいと回答した人が57%に上ります。3…
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末期がんで激痩せには要因3つ 悪液質を避ける肉・魚と運動
天地真理さん(67)や藤田朋子さん(54)ら人気女優のヌード写真集で世間をアッと言わせたことは有名でしょう。ヘアヌードの仕掛け人として有名な出版プロデューサーの高須基仁さんが、肺がんで亡くなったと報…