新型コロナワクチンの疑問に答える
-
ワクチンが半分の量でも効果はあるのか?
今月から医療従事者を中心に3回目のワクチン接種が始まった。厚労省はモデルナ社のワクチンの追加接種(3回目)について18歳以上を対象とし、2回目までの半量を接種することで承認した。どれほどの効果が期待…
-
デルタ株の流行に匹敵するオミクロン感染者急増の可能性は?
世界保健機関(WHO)は14日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」が、世界のほとんどの地域に存在している可能性を指摘。すでに77カ国で確認されていて、日本国内では33人(16日現在)の感染が分…
-
オミクロン株に罹患したらどのような症状が出るのか
オミクロン株の感染者4例目はナイジェリアに滞在歴のある50代男性だった。厚労省は、オミクロン株のゲノム解析に時間を要するため、14日以内に海外での滞在や渡航歴がある陽性者に、医療機関への入院を促すよ…
-
国内で確認された「オミクロン株」はどのくらい脅威なのか
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が国内で確認された。WHOは「世界的なリスクは非常に高い」との見方を示し、モデルナ社のバンセルCEOは、ワクチンの効果が「従来の変異株に比べてかなり弱…
-
3回目の接種はワクチンのメーカーを替えたい…選び方の基準は?
医療従事者から順に12月から3回目の接種が始まる。この「ブースター接種」は2回目までと異なるワクチン接種が認められるという。もっとも現時点では、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の3択。「交…
-
ドイツで感染者が増加 日本は落ち着いているがその違いは?
新型コロナウイルスの感染者が欧米を中心に増えている。ドイツのロベルト・コッホ研究所の発表(15日現在)によると、過去7日間に新型コロナに感染した人は10万人当たり303人で、前日の289人から増加。…
-
感染者数が激減したのはなぜ? ウイルス自滅は本当なのか
2回目のワクチン接種率が10月末で80%に達したこともあり、新型コロナウイルスの新規感染者数が激減している。最近は都内でも1日数十人程度だ。また先日は、国立遺伝学研究所と新潟大学の研究グループが、コ…
-
接種会場縮小…「やっぱり打ちたい」と思ったらどうすれば?
新型コロナウイルスワクチンの接種会場を縮減する自治体が増えている。政府が用意した「希望する人すべてに接種できる量」が終わるためで、7~9月には1億2000万回分用意していたワクチンも10~11月には…
-
「DNAワクチン」はどのように作られる?効果は期待できる?
インドが世界に先駆けて、DNAがベースのインド製コロナワクチン「ザイコブD」に使用許可を出した。同じようなDNAワクチンは、米バイオ企業のイノビオ・ファーマシューティカルズや大阪大発バイオ企業のアン…
-
ファイザーよりモデルナの方が心筋炎の発生頻度が高いのはなぜ?
厚労省は、モデルナ社ワクチンを接種した10~20代の若い男性が、「ファイザー社ワクチンに比べて心筋炎などの発生頻度が高い」と注意喚起した。それを受けて、1回目にモデルナ製を接種した人が2回目にファイ…
-
メルク社の飲み薬「モルヌピラビル」とはどんな薬なのか?
新型コロナウイルスの軽症者向けの抗ウイルス薬「モルヌピラビル」が年内に国内で調達できそうだという。米製薬大手メルク社の経口薬で、年内にも特例承認する方向だ。発熱やせきなどの初期症状がある場合、1日2…
-
植物由来ワクチンはmRNAワクチンをためらう人にとって朗報か
田辺三菱製薬は、2023年3月までに植物由来のヒト向け新型コロナウイルスワクチンの実用化を目指している。タバコ属の植物を使っていて、世界初。10月から国内で臨床試験(治験)を始めると発表した。mRN…
-
ワクチンを接種しても感染して亡くなるリスクが高い人の特徴
日本ではワクチン接種を希望する全員が11月までに2回目を打ち終わるという。その後は接種済みを証明するパスポートを導入し経済を回していく考えもあるようだが、いまだにワクチン接種を迷っている人も少なくな…
-
次々と出現する変異ウイルスに従来のワクチンはどこまで効く?
9月2日時点で、WHOが「注目すべき変異株(VOI)」に指定した変異株は5種類。南米のコロンビアで最初に報告された最も新しい変異株は「ミュー株」と名付けられた。果たして次々と出現するウイルスに従来の…
-
コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種に問題は?
この冬はインフルエンザの流行が懸念されている。新型コロナウイルスとの同時爆発も懸念されるが、それぞれのワクチンを同時に接種してもいいのか。効果が薄れる可能性はないのだろうか。 ◇ ◇ ◇…
-
児童や幼児へのワクチン接種に問題はないのか 妊娠中でも大丈夫?
集団免疫の獲得には、国民の8割以上が抗体を持つことが求められそうだ。それには当初の想定を上回るワクチンの接種が必要で、現在行われている12歳以上の希望者への接種が終了すれば、12歳未満への接種がスタ…
-
2回を超えるワクチン接種に問題はないのか 人体への影響は?
世界では3回目のワクチン接種が始まっている。ブースターは効果があるといわれるが、国内には医療従事者枠と自治体枠を使って半年間で4回も接種した人もいるという。短期間に繰り返し打っても人体に影響はないの…
-
日本が国産コロナワクチンの開発に積極的ではない理由とは
塩野義製薬が開発を進める新型コロナワクチン「遺伝子組み換えタンパクワクチン」は、年内にベトナムで最終治験に入るという。早ければ今年度中の実用化を目指すというが、日本は医療大国にもかかわらず国産ワクチ…
-
2度目のコロナ感染が続々…感染による抗体はつかないのか
お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山崎静代と同トリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二が新型コロナウイルスに再び感染した。どちらも今年1月に感染し、約半年を経て今回が2度目となる。 【Q】感染…
-
「抗体カクテル療法」は誰もが受けられるわけではない
今年7月、厚労省が新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認したのが「抗体カクテル療法」だ。50歳以上や糖尿病、慢性腎臓病、慢性肺疾患の持病があるなどの重症化リスクが高い軽症・中等症患者を対象に…