「旬の魚カレンダー」上田勝彦監修

公開日: 更新日:

 冬のタラは身に脂を乗せるとともに白子も太らせるため、オスは高値になる。生でもいけるが、鍋に入れて加熱してもまた格別だ。ちなみに、タラの卵巣は“真子”と呼ばれ、煮付けや醤油漬けにすると味わい深い。

 英語表記で「R」のつかない5月から8月は、産卵期のため食用に適さないといわれるマガキ。旬が始まるのは秋からだ。

 必須アミノ酸やカルシウム、亜鉛、ビタミン類が豊富に含まれ、“海のミルク”とも呼ばれている。生食もいいが、加熱してもうまい。フライにするなら溶き卵を使わず、薄力粉を水で溶いたものにくぐらせてパン粉をつけるとカラリと揚がる。胃にもたれずたくさん食べられるのでおすすめだ。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発

  3. 3

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  4. 4

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  5. 5

    みのもんたさんが自身のスキャンダルで見せた“類まれな対応力”…明石家さんま、石田純一との共通点

  1. 6

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 8

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  4. 9

    維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?

  5. 10

    松坂桃李「御上先生」第7話2ケタでV字回復へ 詩森ろばの“考えさせる脚本・演出”はTBS日曜劇場からの挑戦状