中目黒の四畳半部屋で考案 牧野ステテコ“究極節約レシピ”
まずお鍋に麺つゆと水を入れて、沸いたところへ、かっぱえびせんをパラパラパラリ。煮立てないで、麺つゆにつかった部分が軟らかくなったら、さっと上げてご飯にのせてください。はい、出・来・上・が・り。ちゃーんとエビの味がするでしょ(笑い)。応用編が「ステテコ流エビ天そば」。説明はいらないですよね。ご飯の代わりに乾麺のそばを茹でるだけですから。
両方ともキモは、かっぱえびせんを全部軟らかくしたらダメってこと。少しカリカリ感を残すのがミソです。何てったって、天ぷらの衣はカリッとしてないとNGですからね。
■本物のうな丼を思い出しながら……
もうひとつオススメなのが「ステテコ流うな丼」です。醤油にみりん、お砂糖と少々の水を煮立てて、濃いめの甘辛ダレを作ってください。そして熱々ご飯に豪快にぶっかけてもりもり食す。忘れちゃならないのが、必ずかつて食べたおいしいうな丼を思い出すこと。ひたすら、ひたすら思い出す。おいしいでしょ? 私のうな丼。悲しいとかつらいとかそんな感傷に浸っている場合じゃありません。お腹いっぱい食べるものがあるってことだけで幸せ! と思わなきゃ(笑い)。