著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

藤吉久美子も落ちた…敏腕プロデューサーは最強のモテ男

公開日: 更新日:

 太川は旅番組が主の明るさが持ち味のタレント。今後の仕事の継続を考えれば、深刻な顔は禁物。シナリオありきの対応と思うが、「神対応」と評価されたのだから成功と言えるだろう。むしろ、今回の藤吉の不倫で感慨深かったのが、不倫相手が朝日放送の現役プロデューサーだったこと。

 昔はプロデューサーと女優の組み合わせはよくあった。仕事を通じて恋愛に至る「社内恋愛」みたいなものだが、カタカナ職業がもてはやされた時代、モテる象徴が「プロデューサー」だった。実際、吉永小百合はフジ、三田佳子はNHKのプロデューサーと結婚している。

 彼らは決して肩書だけでモテているのではない。仕事もできる。プロデューサーの肩書に「仕事ができる」が加われば最強のモテ男。女優が惚れるのも無理ないこと。藤吉の相手はダブル不倫とはいえ「仕事はできる」と評されている。女優と熱愛するようなプロデューサーがいることは「番組が好調な証し」との声もある。

 かつて番組好調時のフジにはモテるプロデューサーが多くいた。熱愛、不倫、時には離婚ネタまで提供してくれたが、彼らは全盛時の「月9」や「夜のヒットスタジオ」など好調な番組の担当者でもあった。今のフジにモテるプロデューサーがいないことが(?)意外と低迷の一因なのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動