著者のコラム一覧
西野亮廣

1980年、兵庫県生まれ。99年、漫才コンビ「キングコング」を結成。近年は絵本作家としても活躍。「えんとつ町のプペル」は映画化され、2019年の公開予定。10月発売の新刊「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」は早くもベストセラーに。オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」運営。

斉藤由貴のキスになぜ怒る 不倫騒動を謝るべきは世間の方

公開日: 更新日:

 人の色恋沙汰に口出すのは極めて下品ですよね。今、週刊誌の記事を取り上げて、皆でよってたかって、魔女狩りのようなことをしていますが、少し昔を振り返ってみると、タレントさんは皆、週刊誌に対して、「人の色恋沙汰を隠し撮りをして、口を挟んで、金を稼ぎやがって、サイテーだな」と週刊誌を批判する側のスタンスをとっていたと思うんです。

 ところが今は、タレントが週刊誌のブースターになって、週刊誌の仕事をタレント全員が後押しして、それで自分たちにお金入れているわけですよね。業務内容は、自分たちが少し昔に批判していた週刊誌のそれと変わらない。

 不倫の善悪なんて当人同士が決めればいいこと。世間に謝らなくてもいいし、謝罪会見なんてワケが分からない。「お騒がせしました」というけれど、つとめてコソコソ付き合っていたのに、それを勝手に隠し撮りをして、勝手に騒いだのは世間の方。謝るべきは、世間の方でしょう。

 斉藤由貴さんがキスしようが何しようが、マジでどうでもいい。斉藤由貴さんのキスに怒りの感情が発生する理由がよく分からない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議