レオ様「タイタニック」の“恋人”とがん患者を救っていた

Ｌ・ディカプリオ（ＡＰ）とＫ・ウィンスレット（ＵＰＩ＝共同）

　ケイトは知人や篤志家から約２８万ドル（約３１００万円）を集めた後、レオに電話で相談。レオは「『ジャックとローズと一緒にディナーを取る権利』をオークションにかけよう」と発案した。この企画は大成功し、２人は昨年７月に３回のディナーで１３５万ドル（約１億５０００万円）を集めたというから、まさにケタ違いだ。

　集まったお金は、半分がレオの絶滅危惧種を保護するための基金に、残りの半分がジェンマさんの治療費に充てられた。免疫療法は無事に成功し、ジェンマさんは健康を回復。さらに治療費を引いても“お釣り”が出たため、ケイトとジェンマさんは他のがん患者を援助する基金を設立したという。

　ケイトはディス・モーニングに電話で“飛び入り出演”。「ジェンマさんを死なせるわけにはいかない。もし若い母親の彼女を援助すれば、（亡くなった）母もきっと私をすごく誇りに感じてくれるだろうと思った」と援助のきっかけを語っていた。