山路徹さん 戦場から戻ったら“女子アナと親密交際”怪文書

公開日: 更新日:

 その後、紆余曲折はあったものの、ニュース番組のレギュラーも持たせてもらっていた2010年。次は大桃美代子さんの“ツイッター爆弾”が炸裂、不倫騒動の勃発です。

 あの件は記者会見で話した通り、「すべて私が悪い」。これに尽きるのですが、またまた大逆風で、仕事がかなり減りました。

 そんな折の11年3月11日、東日本大震災が起きて当日から仲間と福島原発の周辺地域に取材に入りました。現場の状況を伝えなければと思ったからです。

 大災害直後の現場取材は混乱してるからすごく難しくて、かなり神経も使います。

 ところが、南相馬市の桜井勝延市長(当時)を訪ねたら、顔を見るなり、「あ、山路さん」。避難所に足を運んでも「山路さん、わざわざ来てくれたの?」と言われました。

 ワイドショー効果で、良くも悪くも顔と名前が売れていて、自己紹介する必要がなかった。そのおかげで取材は思った以上にスムーズでした。スキャンダルが逆にハードルを低くしてくれたのですから、“禍福はあざなえる縄のごとし”。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    小泉進次郎氏「死ぬまで働け」戦慄の年金プラン “標準モデル”は萩本欽一…なんでそうなるの?

  3. 3

    阪神・近本の“球宴サイクル安打”に感じる恥ずかしさ

  4. 4

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 5

    貴景勝に今場所終了直後の「引退説」…満身創痍で大関陥落も「株・部屋」には不安なし

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  3. 8

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  4. 9

    「負けた」はずの琴桜が「勝った」ウラ事情…疑惑の軍配が大炎上《翔猿がかわいそう》

  5. 10

    U18高校日本代表の気になる進路は?ドラ1最大4人、大阪桐蔭勢は早大、法大進学か