檀れい&及川光博は強調…芸能人「円満離婚」の素朴な疑問
年末になると決まって出てくるのが結婚、離婚の話題。特に離婚ともなれば「ゴタゴタは年内にケジメをつけて新しい年を迎えたい」という心理は芸能人ならずとも働く。本格的な師走を迎える前に離婚を発表したのは及川光博(49)と檀れい(47)の美男美女夫婦。型通りの文面による離婚報告だったが、「笑顔で出した結論です」と円満離婚を強調していた。
離婚で円満を強調するのも型通りだが、当然のように「円満なら離婚することはない」と坂上忍も自身の番組で言っていたように、誰もが思う素朴な疑問。解釈を変えればいい。離婚の話し合いは円満だったが、離婚に至る過程は円満ではなかった。そのほうが納得できる。
離婚は夫の不倫や別居など決定的な事実がない限り、真相を探るのは難しい。ましてや、及川・檀は共に家庭生活を自ら話すことなどなく、「仮面夫婦」と呼ばれていた。そもそも「夫婦だったんだ」と離婚した今になって認識するほど生活感はなかった。俳優は私生活を隠すことで神秘性を増し、人気を維持する効果がある。代表的な女優が吉永小百合だ。すでに結婚して長いが、いまだに夫婦生活の実態は伝わってこない。むしろ、知らないのが自然であり、「映画女優・吉永小百合」の金看板は輝きを維持している。及川夫妻もこの先もベールに包むことと思う。