水野美紀に「M」レギュラー待望論 田中みな実を超える濃さ
「ところが、第2話では眼帯秘書よりももっと強烈なキャラクターが登場してしまった。それは、アユのトレーナー・天馬まゆみ。演じるのは、このところドラマに引っ張りだこの水野美紀さんです。ド派手な衣装に真顔、とんちんかんなセリフでアユを指導する演技が面白すぎて、ゲスト出演ではなく、ぜひレギュラー出演してほしいと願ってしまったほどです」(エリザベス松本氏)
レギュラー出演者に加え、ゲスト出演者までもユニークなキャラばかり。加えて〈絶対そう来ると思った!〉などと視聴者が先の先まで読めるような展開の連続、大袈裟でくさいセリフと演技、虹が出る際に画面に流れる「キラララーン」的な古臭い効果音。
あるキー局関係者は「作り手側は『炎上上等、ツッコミ上等』の思いで、作ってるに違いありません」と笑う。
一方、こんな声も。都内に住む30代女性は「友達と『M』を見ながら、オンライン飲み会をするのにハマってます。〈ベタすぎる!〉〈そんなわけ、あるかーい!〉とか好き放題言ってみんなで笑うと、気分転換になりますよ」と楽しそうだ。
賛否両論あれど、ここまで振り切ったドラマは、まあ滅多にない。次の放送日には、酒のつまみとして「M」を鑑賞するのもいいかもしれない。コロナ禍で鬱々としがちな気分が一瞬だけでも吹き飛びそうだ。