打ち切り説もあったTBS「ラヴィット!」評判V字回復の意外 なぜ風向きが変わったのか?
夏休みに入り、TBS系朝の情報番組「ラヴィット!」の人気が上昇している。
同枠で放送されていた「グッとラック!」が打ち切られ、麒麟・川島明をMCに、「日本でいちばん明るい朝番組」として鳴り物入りでスタートしたのが今春。フタを開けてみれば、「芸人だらけの悪ふざけ番組で朝から騒々しい」「毎日毎日、食べ物のランキングばかりでうんざり」などといった酷評が続き、視聴率も“安定の1%台”で、早くも「打ち切り」の声が囁かれたほどだった。
ところが、ここにきて徐々に評価がアップ、五輪期間中に3%台を記録する日もあり、上昇傾向に。にわかには信じ難い話だが……。
「スタート以来、ほぼ毎日『ラヴィット!』をウオッチしていますが、『ラヴィット!』が変わったというよりも、『コロナ一辺倒』『五輪一色』でうんざりしている視聴者が逃げてきたという感じですね。ちょうど夏休みで、子どもたちがテレビを見る機会も増え、感動の押し売り、感染者数と医療逼迫で高齢者層にアピールしまくるワイドショーが敬遠されたといったところです。笑いで受け狙いの『ラヴィット!』の方が気楽に見ることができますから」(テレビウオッチャー)