芸能人と同じ趣味を装い…キムタク&静香“サーフィンデート”スクープ撮の裏側

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 右折車線で信号待ちしていて、青になった途端、左折したり。急停止して、後ろからくる車を全てやり過ごしたり。高速の左端車線を時速40キロ程度の低速でノロノロ走ったり。名だたるタレントや俳優、美少女アイドルグループ、プロ野球の人気選手、韓流スターたちのなかには、ボディーガード兼のカーチェイスに長けた運転手を雇う者もいて、そうそう追いつけない。

 それでも何とかついていくと、こわもてのスタッフが出てきて威圧、恫喝してくることも。一方通行の細い道に入って停車し、逃げ道を塞いだうえでマネジャーらしき男が近づいてきて、言った。

「明らかに尾行しているよね。おたくらどこ?」

 揉め事かと人だかりが出来始めると、名刺をひったくるように受け取り車は急発進していった。

「媒体名が分かれば、そこで付き合いのある担当者に連絡を入れる。表紙であるとか、テレビ欄などに所属のタレントを出していれば、そこでの付き合いが今後も続くように頼みますという話をする。そういう関係性がなくても、同じ出版社のファッション誌などへ連絡し、同じような話をするんです」と、張り込み記者は言う。それで「取り置き」になり、いつのまにかネタをボツにされることも少なくないという。

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