著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<44>ドン・ファンは「いつでも別れてやるから」と吐き捨てた

公開日: 更新日:

「しかし、それにしても社長は先見の明がありますな。アプリコって社名はアプリから取ったんでしょ」

 Mのヨイショには驚いた。アプリ? スマホなどに使われるアプリがアプリコの由来? 田辺は梅の産地であるから、梅=アプリコットから取ったのであって、それ以外の答えはない。「おまえはアホか!」と言いたかったが、バカを相手にするのも疲れるだけなので黙っていた。社長もMの言う意味が分からずに黙っていた。いや、社長はスマホに使われているのがアプリだと呼ばれているのを知らなかっただけのことだ。

 Mは先に帰り、私と交際クラブのA社長とドン・ファンの3人でコーヒーを飲んでいた。どうやらドン・ファンはクラブが紹介した女性と会うことに決めたらしい。

「社長、一応妻帯者なんですからね。浮気ということになりますよ。もちろん黙っていますけど」

 私が社長を冷やかした。

「まあね。フフフ……」

 社長は機嫌が良く、紹介する女性が来るまで、3人で世間話に興じていた。

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