氷川きよし「きよしこの夜」潜入ルポ 中学時代のいじめや号泣レコーディング“秘話”を明かす場面も

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 年内で歌手活動休業宣言している歌手の氷川きよし(45)が13、14日に東京国際フォーラムで自身のコンサート「きよしこの夜」を開催した。

 同コンサートは2001年にスタートし、今年で22回目。年末に行う定例コンサートで、今回は休業前ラストコンサートということもあり、会場は熱心なファンで満席。美の進化が止まらないと話題の氷川だけに、パンフレットでは、SNSで話題になっている胸の谷間も披露。特集新聞は完売、グッズ販売も盛況である。ファンはサンタ帽に両手にペンライトが基本。ペンライトは両手持ちがほとんどで、今回のペンライトと過去のペンライトを持ち、中には4個持ちという猛者もチラホラいたほどだ。

 前半は演歌で氷川の足跡をたどるステージで、長年歌ってきた演歌は圧巻。数曲歌い続けても、舞台で水を飲むこともなく歌い上げる姿はこれまでの努力のたまものだろう。演歌の貴公子らしい、剣士風、着流しなど和装も披露。翡翠色の着流しの足元には大きなハスの花が描かれ「どんなに泥の中であがいていても美しく」という自身の心情を体現したと語った。

 後半はポップスなど氷川いわく「今の気持ちを表現した」構成に。氷川のセカンドネーム「Kiina(キーナ)」のイメージカラー・ショッキングピンクのパンツスタイル、レディー・ガガばりのシルバーのパンツドレス、ラストは美空ひばりの不死鳥を想起させる黒のドレスで登場。

 歌詞の端々に「自分の思うように生きる」というメッセージがちりばめられ、声も表情も晴れやかさを感じさせた。

「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」がかかるとペンライトが激しく揺れ、会場は最高潮。

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