負けてなお強し! “無冠の帝王”オズワルドの底力に松本人志も太鼓判
実際、決勝戦翌日の「ルミネtheよしもと」の公演では、「敗者復活戦で優勝しましたー」(畠中)、「みんなに送り出されている時は、主人公の気持ちだったけど、フタを開けたら、ただ敗者が復活しただけ」(伊藤)などと、敗退を早くも自虐ネタに。
さらに伊藤は、M-1終了後にツイッターで誹謗中傷が送られてきていることに対して「どんな文言でも謹んでお受け致しますが、可能ならまずはお疲れ様でしたから入るのはどうでしょう? ごめんね無理言っちゃって」とチクリと返し、余裕のツイート。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。
■本来、鉄板ネタは一生に一度
「本来、M-1は、決勝戦初出場で一気に優勝することが芸人にとっては理想的。何度も出場することは、本当に苦しくて大変なんだそうです。芸人にとって鉄板のいいネタは、一生に一度持てるかどうかと言われる中で、決勝初出場の人は、それをまさに人生を懸けて決勝戦でぶつけるのです。何度も決勝に進出し、毎回、安定した笑いを取ることができるオズワルドは相当な腕があることを自ら証明しています」