元ブルゾンちえみ・藤原しおりに何が? 事務所退所から3年でSNSアカウント全削除のウラ
インスタグラム220万人のフォロワーは、コロナ禍にフリーになったばかりの藤原にとって大事な食いぶちになったはず。しかしながら「“ブルゾン”として集めたフォロワーを抱えたままの退社は筋が通らないと考える部分もあったのではないか」という。
「ブルゾンの所属していたワタナベエンターテインメントといえば、小柳ルミ子さんが独立した際、テレビ局各局に『弊社とは一切関係ありません』とFAXが届いたことを今も覚えている」(テレビ局関係者)という過去の事例もあるだけにこうした報道も出てくるのだろう。
藤原とラジオで共演経験もある、同志社女子大学教授(メディア学)の影山貴彦氏がこう言う。
「パーソナリティーをつとめるJ-WAVEの番組はEテレのように真面目な内容も論じていて、ご本人もまじめで誠実。タレントは自身と異なるキャラづけに悩むことも多いですし、余計な争いごとはしたくない平和主義な方だけに最大限の気遣いをもって、しっかり区切りをつけたいとの決断だったのかなと思います。“バズる”という言葉が象徴するようにSNSは“考えられないところから広がる自由さ”が良さ。最近はタレントの活動を守るべく公正取引委員会も目を向けるようになりましたし、もしもそのような対外的な圧力が加わるようなことがあれば看過できません」
最近ではジャニーズタレントたちも個人アカウントを開設。SNSが個人の資産になりつつある中、過去の記録を削除して“なかったこと”にしてしまうのは惜しい気もするのだが。