元ブルゾンちえみ・藤原しおりに何が? 事務所退所から3年でSNSアカウント全削除のウラ

公開日: 更新日:

 インスタグラム220万人のフォロワーは、コロナ禍にフリーになったばかりの藤原にとって大事な食いぶちになったはず。しかしながら「“ブルゾン”として集めたフォロワーを抱えたままの退社は筋が通らないと考える部分もあったのではないか」という。

「ブルゾンの所属していたワタナベエンターテインメントといえば、小柳ルミ子さんが独立した際、テレビ局各局に『弊社とは一切関係ありません』とFAXが届いたことを今も覚えている」(テレビ局関係者)という過去の事例もあるだけにこうした報道も出てくるのだろう。

 藤原とラジオで共演経験もある、同志社女子大学教授(メディア学)の影山貴彦氏がこう言う。

「パーソナリティーをつとめるJ-WAVEの番組はEテレのように真面目な内容も論じていて、ご本人もまじめで誠実。タレントは自身と異なるキャラづけに悩むことも多いですし、余計な争いごとはしたくない平和主義な方だけに最大限の気遣いをもって、しっかり区切りをつけたいとの決断だったのかなと思います。“バズる”という言葉が象徴するようにSNSは“考えられないところから広がる自由さ”が良さ。最近はタレントの活動を守るべく公正取引委員会も目を向けるようになりましたし、もしもそのような対外的な圧力が加わるようなことがあれば看過できません」

 最近ではジャニーズタレントたちも個人アカウントを開設。SNSが個人の資産になりつつある中、過去の記録を削除して“なかったこと”にしてしまうのは惜しい気もするのだが。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…