TBS日曜劇場「ラストマン」好調の秘訣は福山雅治“らしさ全開”と大泉洋の安定感
《水戸黄門みたいなもんで、福山が絶対真犯人逮捕してめでたしめでたしってなると分かりきっているので、安心して楽しめます》
《福山雅治と大泉洋のバディは、良い塩梅で、楽しくも見やすく、娯楽ドラマとして正しいと思う》
と、二人の相性の良さが、作品の魅力としての評価に繋がっているようだ。
■“らしさ”を封印したキムタクに評価の声も上がるが…
「ここ数作の日曜劇場は、話題性も視聴率もイマイチな作品が続いていましたが、今回は久々に視聴者の食指が動いたアタリ作品でしょう。事件を解決すると福山さんといえば、『ガリレオ』の湯川教授の印象が強く、今回も口調などに大差はないので、福山雅治らしさ全開です。その“くどさ”をバディの大泉さんが良い具合に中和し、物語的にも良いバランサーとしても機能していますね」(ドラマ制作関係者)
一方、らしさを封印した木村拓哉(50)の「風間公親─教場0─」は、第3話で9%台と初の1ケタまで視聴率がダウンするなど、伸び悩んでいる。