TBS日曜劇場「ラストマン」好調の秘訣は福山雅治“らしさ全開”と大泉洋の安定感
「キムタクらしさを封印した部分も評価の一つでしたが、木村さん演じる風間と新人刑事の絆ができる2話ごとにバディが卒業し、相棒が変わる展開には疲れてしまう視聴者もいるようです。また指導官と新人刑事という立ち位置上仕方がありませんが、パワハラ感も見ていてワクワクしないということも伸び悩んでいる理由として考えられます」(ある脚本家)
再び「ラストマン」に話を戻すと、放送前には《新鮮さがないのでは?》と見る声もあったが、第1話ラストの漫才のような掛け合いがアドリブだったことが明かされるなど、公私ともに絆を固めてきた福山と大泉のコンビを再評価する声が多い。息のあったバディによる安定感によって、ストーリー上の緊張感も安堵感も生むことができている。今期は“らしさ全開”で、良き相棒を得た福山雅治に軍配が上がりそうだ。