視聴者の不満は遅いテンポと既視感…TBS系ドラマ「ペンディングトレイン」が苦戦のワケ
さらに“不振”要因の一つが、「既視感」だという。
「過去の世界に戻ったり、未来に行ったりする、いわゆるタイムトラベルの映画やドラマは、これまでも数多く作られてきました。そのため、視聴者は『この設定、どこかで見たな』と飽きてしまうのです。今回の作品は楳図かずお氏の漫画『漂流教室』が原作となった、2002年のフジ系ドラマ『ロング・ラブレター~漂流教室~』と設定が似ていると指摘されているため、なおさらなのでしょう」(芸能ライター)
第6話の終わりの場面では、夜空に怪しく光るオーロラが出てくるのだが、この場面は2000年に公開された、タイムトラベル映画の「オーロラの彼方へ」が思い出される。
初回のオープニングで畑野が抱いていた乳児は何なのか。突然、登場した物理学教授(蓮見涼平)役の間宮祥太朗(29)はどんなカギを握っているのか。謎解きはまだまだこれからだが、これまでの作品にないアッと驚く展開を期待したい。