82歳・宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」大ヒットでスタジオジブリの“稼ぎぶり”が話題に
このように作品が公開される度に、引退をほのめかしてきた宮崎監督。だが、引退宣言を撤回し、新作を作り続けてきたおかげか、従業員190名ほどのスタジオジブリの稼ぎがすごいとネットで話題になっている。
■前期だけで34億円の最終利益
《去年だけで二桁億の利益、どんだけ稼いでいるんだ》《これまでの利益の積み上げがすごいことになっている》
23年3月期のスタジオジブリの決算公告によると、当期純利益は34億3000万円と過去最高益で、創業から積み上げてきた利益の総額を示す利益剰余金は、253億8000万円にものぼる。今回の君たちはどう生きるか関連の収入は今期に計上される見通しだ。
もともと高畑勲監督(18年没)、宮崎監督のアニメ映画製作を目的に徳間書店の子会社として1985年にスタートしたスタジオジブリ。アニメ映画の世界的人気はもとより、テレビCM、グッズや他社とのコラボ商品の販売、三鷹の森ジブリ美術館の運営とその収入源は映画の興収に限らない。
80代にして再び注目を浴びている宮崎監督には、生涯現役で作品を作り続けてほしいという声が少なくない。