香川照之“復帰宣言”の絶妙タイミング 好意的な受け止めの背景に息子・市川團子の奮闘

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 一度落ちた好感度を再度上げることは至難の業だが、父の不祥事にめげずに頑張った息子の努力が、父の好感度にもプラスの影響を与えているレアなケースといえるだろう。

「猿之助さんの事件発生から2日後の舞台で、團子さんが主演である猿之助さんの代役を見事務め上げたことで、称賛されました。それに付随する形で、父である香川さんの才能を惜しむ声を上げやすくなった印象です。香川さんのケースで言えば、元々当事者同士で示談が成立し、被害者女性は訴えを取り下げていることもあり、幅広い才能を持つ香川さんを埋もれさせておくことが勿体ないと思う人たちも多かった。今回の香川さんの声明に対し、好意的なリアクションが多かったのは、そういう全てのタイミングが噛み合っていたからでしょう」(芸能ライター)

 東京大学文学部社会心理学科を卒業している香川だけに、大衆心理を読んだ見事なタイミングでの声明発表だったといえる。

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