香川照之“復帰宣言”の絶妙タイミング 好意的な受け止めの背景に息子・市川團子の奮闘
俳優の香川照之(57)が26日、自身が代表取締役を務める「ARANCIONE」の公式サイトを更新し、性加害報道後以降、初めての声明を発信した。さらに、昨年7月15日以来となるX(旧ツイッター)も更新。「新しく生まれ変わった思いで、また更新をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます」と報告した。
昨年8月にクラブホステスへの性加害疑惑が報じられたことを受け、香川はキャスターを務めていた「THE TIME,」(TBS系)を降板し、「香川照之の昆虫すごいぜ!」(Eテレ)も放送中止となった。トヨタ自動車とセゾン自動車火災保険は出演CMの放送を見合わせ、東洋水産とアリナミン製薬は契約終了となった。
一方、両親の自殺ほう助の罪で逮捕・起訴された従兄弟にあたる歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦=きのし・たかひこ)被告(47)の主演代役を今年7月から約1カ月間務めるなど、歌舞伎俳優・市川中車として実績を積んできた。香川が今後の活動について言及した声明では、「この命を何に捧げるべきなのか」を考え、「私は歌舞伎と昆虫を通した生態系保全に人生の残りの時間を粛々と費やしていきたいと存じています」と「歌舞伎」と「昆虫」の活動に力を入れていくと表明している。