ジャニーズ新勢力図「5派閥」に分裂…性加害問題で解体的出直しの真っ最中、最後に笑うのはどこか
「STARTO社」契約を結ぶとみられるグループ、それ以外は…
「5派閥」とは、(1)木村拓哉ほか、「STARTO社」と契約を結ぶとみられるグループと現在はそこに属している「株式会社TOKIO」、(2)元SMAPの3人による「新しい地図」、(3)23年3月に滝沢秀明氏によって設立された「TOBE」、(4)20年4月に退所した中居正広の個人事務所の「のんびりなかい」、(5)そして俳優業に軸足を置く生田斗真や岡田准一らの「独立派」である。
記事では中居が最近、マネジャーを募集し、事務所拡大をはかっていることから、「STARTO社」と契約を結ばなかったバラエティー志向のタレントを受け入れる考えがある可能性や、「株式会社TOKIO」も完全独立し、そこに移籍するタレントも出てくる可能性について触れているが、各勢力の今後については、決して明確ではなさそうだ。
ジャニーズ問題に明るいベテランスポーツ紙記者はこう話す。
「まず本体の『STARTO社』は今後も収益の柱であるライブ収入を主軸にしてやっていくのでしょう。Snow ManやSixTONESがドームツアーなどを行えば、チケットとグッズの収入で何十億円という売り上げがあります。旧ジャニーズからその事業に精通するスタッフはそのまま移籍しています。新社長は各タレントとの契約の問題と同時に、そうした楽曲の権利関係の交通整理が大きな仕事になってくるはずです」