フリー転身で日テレ藤井貴彦アナが「感動の挨拶」 対照的だったNHK青井実アナの「沈黙」
「立つ鳥跡を濁さず」か。今春、ベテラン男性アナウンサーらのフリー転身に注目が集まっている。
22日には、日本テレビの藤井貴彦アナウンサー(52)が、3月末で同局を退社することを正式に発表した。同日には社内手続きを終えたとして、キャスターを務める「news every.」内で、「一社員の身の振り方など、テレビでお伝えしなくていいと断っていたんですが」と切り出し、退社を報告。
藤井アナは「フリーなんて調子に乗るな。羽鳥さんみたいにうまくいくわけないと思われていますが、安心してください。私もそう思っています」と笑いを交えながらも、「個人的には前途多難ですが、冷えた言葉も少し温めて、皆さんにお届けするひと手間だけは、忘れずに続けようと思います」などと視聴者に挨拶した。
藤井アナはコロナ禍の報道で、暗い内容にも視聴者が不安に陥らない優しい言葉選びで伝えて、話題になった。今回の正式発表後の心のこもった挨拶に、《コロナ禍の時、何度救われたか… フリーになっても応援します!》《藤井キャスターなら、あちこちから引っ張りだこでしょう》《フリーになっても、変わらず藤井アナは応援し続けたいアナウンサーの一人だなぁー》《クスッとしながらもなんか感動してしまった》などと、好感度の高さが伺えた。