SMAP再始動「99%」に現実味…“旧ジャニ体制打破の象徴”と機運高まるも本格化には高い障壁
「SMAPの再結成については、解散から7年、森且行のレースでの大ケガ、ジャニー氏の死亡時、中居のジャニーズ事務所からの退所時、性加害問題によるジャニーズ事務所の解体時など、ことあるごとに報じられてきましたが、どれも決定打はなく、まさに都市伝説の類いでした」
中居は、約4年前の退所会見で、再結成の可能性について「ゼロではない」「(可能性は)1から99%の中」と報道陣をケムに巻くように語っていたが、果たして今回はどうなのか。ジャニーズ事情に精通するベテラン芸能記者はこう話す。
「キーマンはやはり中居でしょうね。キムタクは、すでに義理立てする旧ジャニーズの経営陣はいなくなりましたが、スタート社はほとんど旧ジャニーズの社員が移行していく。スタート社に請われればキムタクが首を縦に振る可能性はある」
確かに今回、以前より状況は激変している。この記者は説明する。
「ジュリーさんと『新しい地図』を率いるI社長の対立軸は消滅したので、障害はなくなっているのは事実です。『新しい地図』の3人も、NHKやネット系のドラマくらいで、決していい状態とは言えず、CMや地上波のドラマやバラエティーなどもっと進出したいところでしょう。一方、スタート社にとっても、ここで再結成を打ち出すことができれば、これ以上ない花火を打ち上げることができるので、利害は一致しています」