今村昌平と今村プロ映画の女優編(7)「神々の深き欲望」は今に至るも今村さんの頂点だと思う
「神々の深き欲望」(1968年)の終盤、主要人物の運命が大きく動く。クラゲ島の近代化を進める竜立元は愛人ウマの上で腹上死し、トリ子は一度東京へと帰った刈谷を待ちわびて、彼の子どもを身ごもったまま亡くなってしまう。島の未来に絶望した主人公の根吉は妹のウマとともに船出して、海の向こう…
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