金城武は国内ドラマ出演“たった4作”でも近況報道対象に…7年ぶりの出演映画公開と日本との関係性
■父は日台の鰻業界のカリスマ
精悍なマスクとどこか憂いを帯びた表情が印象的な金城は、多数のCMにも出演するなど人気を博していただけに、日本での復帰を望む声が後を絶たない。
「金城さんのメインの拠点は台湾で、祖父が沖縄出身ということで沖縄にゆかりがありますが、日本とのつながりで言えば、台湾で養鰻業を営んでいたお父さんは、日本のうなぎを台湾に持ち込んだ人と言われていて、日本の鰻業界にも多大な影響を与えたレジェンドです。古くから日本の養鰻業や鰻の卸売業で仕事してきた少なくない人が、お父さんのもとで修業し、その技術を習得したと言われています。金城さん自身、幼少期に鰻の養殖現場をお父さんに連れられてよく見に行っていたようです」(外食企業関係者)
アジア圏を中心に世界的なスターとなった金城だが、父親の故郷、日本でのドラマ出演はわずか4本。にもかかわらず、日本の多くのファンに強い印象を残した金城は、まだ50歳。いつの日か日本で姿を見せることはあるのだろうか。
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金城武のごとく日台で人気の役者といえば、ディーン・フジオカ。私生活がミステリアスなところも重なる。●関連記事【もっと読む】愚かさを武器にディーン・フジオカは未知の世界を放浪し続ける…では、本人の魅力に迫っている。