【追悼】火野正平さん 愛された“女殺し”の極意…希代のプレーボーイが75歳で死去
■松本人志は爪の垢を煎じて飲むべし
当時ならではのエピソードだろうが、同じ芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。
「不倫などが次々に表沙汰になっても、お相手の女性たちは『憎めない』と口を揃え、裁判沙汰や金銭トラブルに発展したという話は聞いたことがありません。女性たちからは感謝され、イメージダウンにならないどころか、憧れる人もいたというのですから、特別な存在でしたね」
ケチで陰険な女遊びで芸能活動を休止中の松本人志は火野の爪の垢を煎じて飲むべきだろう。
2023年に14年ぶりの新曲をリリースし、取材会が開かれたときは、居並ぶ芸能マスコミを前にして、こう言っていた。
「何十年か前のスキャンダルの時みたい。僕は何もしてません!」
さらに「あちこちに何とかの火野正平っているけど、俺まだ生きてるからな」と続けて、会場は笑い声に包まれていた。プレーボーイであるとともに、希代の人たらしだったのだろう。