阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”
「今どきはセリフが聞き取れなくても大丈夫なように、日本のドラマを日本語字幕付きで見る視聴者もいますし、阿部さん本人がそうおっしゃっているなら、『滑舌』問題はクリアできるでしょう。ですが、それ以外に、ひとつだけ心配なことがあります」と、芸能ライターのエリザベス松本氏は話す。
『キャスター』で阿部と共演するのは、《進藤に振り回されながらも奮闘する総合演出》役の永野芽郁(25)と、《進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD》役の道枝駿佑(22=なにわ男子)だ。
「ベテランの阿部さんが叱咤激励しつつ、若手の永野さん、道枝さんも成長していき……始まってみないと分かりませんが、何だか阿部さんがかつて日曜劇場で主演した『ドラゴン桜』や『下町ロケット』シリーズと似たキャラや展開になりそうな予感がします。阿部さんのように40年近いキャリアがあって、出演作も増えると“キャラ被り”が起こるのは珍しくもない。むしろ大勢のファンが《待ってました! これぞ阿部ちゃん》と沸き立つでしょうが、阿部さん主演ドラマの注目度が高いからこそ、その反動で《またこのパターンか》と冷めてしまう視聴者が出てこないとも限らない。唯一の心配がそれです。それで阿部さんの“真の人気”が試されるかもしれませんね」(前出のエリザベス松本氏)