香坂みゆき 芸名を「未幸」に変えた離婚騒動
87年2月7日、香坂が24歳の誕生日に入籍。4日後の11日に都内で教会結婚式が行われたが、参加者は50人程度の落ち着いたもの。
夜には男性の知人の経営するカフェバーで会費制のパーティーとまさに「手作り結婚式」だった。ちなみに、ウエディングドレスも知人スタイリスト製。香坂はパーティー終了後もドレス姿で深夜の麻布十番を家まで歩いて帰ったという。
■“この人こそ最後の相手だ”なんて考えていない
香坂は仕事と家事のバランスをとって生活。タレントと業界人の理想のカップルとして、女性誌に何度も取り上げられ話題となった。だが、男性は結婚1年後のインタビューで、「お互い相手のことを“この人こそ最後の相手だ”なんて考えていないんですよ」「将来いつまで続くかわからない」というドキリとするコメントを出した。
不安は89年秋に現実のものとなった。男性の不倫が香坂に発覚して別居に発展。一度は「やり直そう」と話し合い、香坂は気分一新のために芸名を“未幸”と改名した。
しかし、溝は埋まらなかった。同時期、2人は「3年目のハネムーン」というテレビの企画でロスとアリゾナを旅しているが、旅行中もケンカが続き、番組のスタッフも「この夫婦もうダメだ」と思ったという。