香坂みゆき 芸名を「未幸」に変えた離婚騒動
■1990年4月
3歳からモデルクラブに所属し、多くのCMに出演。12歳で「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(フジテレビ系)のマスコットガールに起用されて人気となった香坂みゆき。87年2月、24歳の時に3歳年上のヘアメークアーティストと結婚して一時は「理想の夫婦」として話題を呼んだが、結婚生活はわずか3年で破局した。
出会いは83年12月。当時、香坂には別に交際相手がいたため、ライブのヘアメークなどの仕事で時々、顔を合わせる程度の関係だった。しかし、86年、3週間違いの誕生パーティーに互いに参加し合ったことをきっかけに、急接近し、ドライブや食事を通じて親密交際に発展した。
男性は香坂の自宅を訪れて何時間も話をすることがあったが、そのうち荷物が1つ増え2つ増えて、やがて帰らなくなってしまった。香坂は両親に「家賃がもったいないので一緒に住むね」と報告し、86年夏に同棲を始めた。
同年末、写真誌が2人の交際をキャッチ。これをきっかけに香坂は「彼の両親にはごあいさつに行ってます。式を挙げるときは自分たちでお金をためて親にも会社にも負担をかけたくない」と結婚宣言した。プロポーズも「劇的なことは何もありません」と、とくになかったという。