宿泊中の大沢たかおくんに…カメラなしドッキリ作戦を実行
クルクルクルリのカランコロ~ン!
えーっ、何? 何? この東京の夜景を一望できる高層ホテルの一室は? アー! これは現在の東京都庁のすぐそばにそびえ立つ一流Kホテルからの眺めではないの……て、ことはそーだ!! 時間は1996年くらいで……あるべきことか大沢たかおくんと俺がダブル主演をやった映画「チンピラ」の撮影中の一コマなのだ。
どんな大スターであっても、決してぬぐい去ることのできない過去の傷痕があるものである。いやむしろそーいう痛みがあるから作品の中で人々がハッと息をのむような演技ができるのかもしれない……といっても今回の大スターの傷痕は本人悪い度0%、もう完璧なまでのもらい事故&いい迷惑&できることならなかった過去なのだ。
何だったのか? 理由までは詳細に記憶していないが、映画の撮影中、大沢くんはKホテルに滞在していたのだ(ウ~ム? 自宅の工事? 撮影現場と自室に距離があった? いや、作品に集中したいがゆえのホテル生活……ああ、やっぱり思い出せません)。
「飛んで火に入る夏の虫」という言い方があるけど、まさにその時の大沢くんはその言葉にピッタリ、ロックオンされた男となるのであった……だって、俺の住む中野坂上から新宿のKホテルまで車で5分足らずという近さ。こりゃもうくだらない男の血が湧き肉躍るとなるのは当然もいいところ!!