藤原紀香さんの消したい過去(?)をゴメンなさ~い!
クルクルカラ~ン!! さて、今回、俺の人生ルーレットが止まった時間とは……。
「うそやろー!? ホンマに世の中にこんなベッピンさんがおるんかいなー!!」と出会ったその瞬間に、普段使ったこともない関西弁を発していた俺……てことは? そう、これはもう間違いなく1997年の映画、どおくまんプロ原作の「なにわポリス・ストーリー 道頓堀いてまえ警部」(上垣保朗監督)の撮影であり、俺に思わず関西弁をしゃべらせたベッピンさんは、現在も永遠に美しい藤原紀香さんに他ならないのだ!!
簡単にストーリーを紹介しておくと、道頓堀署の鷲花警部(俺)はやたら発砲するわ、女好きだわ、ハチャメチャな野獣男であったのだ。そこに新人として配属されるのが若くてキラキラとまぶしい美紀(藤原紀香)であったのだ。
どーしようもない上司の鷲花の下、けなげに庶民の生活を守ろうとする美紀……そんな時に大きな事件発生! さあ、事件は無事解決されるのか? というわかりやす~い物語なのです。
ところが、ストーリーとは裏腹に、とてつもなく難解なミステリーであったのだ!? それは到底信じられないだろうけど、設定は俺がヒーローで……な、な、なんと藤原紀香さんがヒロインという、もう絶対にあり得ない「美女と野獣」どころの問題を超越して「美女とセアカゴケグモ」くらいの世界となっていたのだ……。