堀ちえみさん4期舌がん 口内炎異常を確実に見抜くチェック
舌がんのリスク要因として、たばこと酒のほか入れ歯も要注意。不安定な入れ歯による断続的な刺激が舌がんを招く恐れがあるのです。
早期がんでの部分切除なら、術後のしゃべりにくさや食べにくさがあっても、体の負担は少ないのですが、今回のケースのような大掛かりな手術だと、生活の質は大きく損なわれるでしょう。歌を歌うのはしばらく難しいかもしれません。
生活の質を損なうことなく治療できるのが、放射線療法の小線源療法です。
舌に放射線を出す針を刺したり、放射線を出す金粒子を患部に埋め込んだりする治療法で、治癒率は手術と同等の8~9割。会話や食事は、生活の質に直結します。その機能を維持して、この治療成績は注目です。
しかし、切らずに治療できる小線源療法も、リンパ節転移がない早期が対象。口内炎を放置するのはよくありません。そこでチェックポイントをご紹介します。
●2週間以上続く口内炎
口内炎はせいぜい10日ほどで治ります。2週間以上持続するときは、別の病気の可能性が高いでしょう。