コロナ禍で薬の長期処方が増加 高齢者の「ポリファーマシー」には要注意

公開日: 更新日:

「服用する薬の種類と数が増えれば増えるほど、管理が難しくなります。たとえば、A薬は朝、昼、晩の食後に1錠ずつ、B薬は朝と晩の食後に1錠ずつ、C薬は朝だけ食前に2錠……といった状態になると、把握するだけでも大変で、飲み忘れや取り違える可能性が高くなる。認知機能が衰えてくる高齢者であればなおさらです。また、いっぺんに10錠近い薬を飲むとなった場合、それだけで服薬に対するモチベーションが低下してしまいます。飲まなきゃいけないとは分かっていても、どうしても飲む気になれない。そのうち、服薬を中断してしまう人もいるのです」

 ポリファーマシーを回避するためには、漫然と薬を使用するのは避け、自分にとって本当に必要な薬なのかどうかを定期的に見直すことが大切になる。

「まずは担当医に相談して、自分の今の状態でどうしても飲まなければならない薬はどれなのかを把握することです。複数の医療機関で処方してもらっている場合は、お薬手帳を持参してチェックしてもらってください。近年は何種類かの薬の成分をひとつの薬に配合した合剤(配合剤)も出ているので、薬の種類を減らせる場合もあります」

 コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えているからこそ、セルフメディケーションは重要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 2

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  3. 3

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  4. 4

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 5

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  1. 6

    巨人ドラ1岡本和真 本塁打1本「小遣い1万円」に祖父母悲鳴

  2. 7

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  3. 8

    辰己涼介は楽天残留が濃厚 ソフトバンク東浜巨らFA行使“残り物”たちの気になる行方

  4. 9

    新大関・安青錦に追い風? 八角理事長が看破した横綱・大の里「左肩回復遅れ」

  5. 10

    ブルージェイズ岡本和真に「村上宗隆の2倍」の値段がついたカラクリ