東北地震の直前も相次ぎ目撃 「地震雲」どうやって現れる?
岩盤にかかる圧力の大きさによって、雲の形態は変化。太くて濃く力強さがある雲では大きな地震が起き、薄く乱れがある雲では小規模な地震になるという。
上出氏は、東日本大震災の11日前に地震雲を観測し、発生を的中させた経験を持つ。これまで30年以上にわたり、日の出1時間前から、日の入り1時間後まで雲を研究してきた成果だ。
「最近、北陸沖ではダイオウイカなどの深海魚が次々に発見されています。どれも北陸では見られない魚です。太平洋側から日本海側に、逃げてきているのではないでしょうか。今年中に大きな地震が起こる可能性があります」(上出孝之氏)
空を見上げて祈るしかない。