山崎元さん<2>金融業界の汚い手法に憤慨し匿名で原稿を
投資信託の運用会社に転職した1985年ごろ、日本経済はバブルに向かって突き進み始めていた。プラザ合意による円高不況と、その後の低金利政策でカネ余り状態が生まれ、投機的な動きが目立つようになっていったころだ。
「それだけに金融は面白い職種でした。株取引とか、資産形成とかに関…
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