著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

重大事故を起こせば大金を失う…「自動運転」が免許証自主返納のカギを握る

公開日: 更新日:

「上なのか下なのか、はたまた右なのか左なのか、まったく見分けがつかない! なんでこんな問題を出すんだ! 分かるわけないだろう!」

 いったいこれは何なのか。そう、これは運転免許センターでの「視力検査」である。アルファベットのCのマーク(ランドルト環)が近づいてきて、約2秒で答える。

「カープ? レッズ?もしかして中央大学?」

 そんなことはどうでもいい。とにかく小さいしボケてるし、まったく見分けがつかない!

 最近は高齢者による交通事故が増えている。年をとると認知・運動機能が低下し、重大事故を引き起こしやすくなるからだ。親子が亡くなった池袋暴走事故は記憶に新しいところ。

 そこで警察が力を入れているのが、高齢者による免許証の自主返納だ。「運転すべきではない人」に対して、免許証の返納を促している。心配した家族からの相談も多いという。

 なぜ、そんなに真剣なのか──。それは、万が一、重大事故でも起こしたら大変だからだ。本人のみならず家族をも巻き込み、人生が大きく狂ってしまう。なので、こういった「予防的措置」がとられている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース