ネコちゃんワンちゃンの採血部位はどこが適切? 動物にストレスを与えないことが最優先

公開日: 更新日:

 昨年4月から国家資格になった「愛玩動物看護師」の仕事のひとつに「保定」があります。保定とは、動物を動かないようにして獣医師が速やかに治療できるようにするための押さえ方のこと。大学や専門学校などでは、「保定学」がカリキュラムに組み込まれていて、試験もあります。

 押さえる腕の位置や手の持ち方を画像や動画で示しながら学生に指導する学校もあるようです。その場所や持ち方によって、正解と不正解を線引きするのは、正直、解せません。現場で治療する獣医師としては、無理に押さえ込まなくても処置さえできれば問題ないのです。

 そもそもネコちゃんもワンちゃんも、性格がそれぞれ異なります。しっかりと押さえ込まないと治療できないことはもちろんありますが、そのときの状況や症状によっては必ずしも不動化させることが適切でないことはしばしばあります。

 そんな現場ですべての状況に共通するのはただひとつ。動物にストレスを与えないこと。その役割をはたしているのが、看護師や補助スタッフなのです。

 保定が必要な場面としてよくあるのは採血でしょう。当院では、看護師や補助スタッフが背中側から優しく押さえながら頚静脈から採血します。研修に来られる学生さんにその理由を質問すると、ほとんど答えられません。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    競泳アイドル池江璃花子の初ロマンスに見えてくる「2つの夢」…りくりゅうに続くメダルともうひとつ

  2. 2

    Adoの初“顔出し”が話題 ミステリアス歌手の限界と20年非公表の「GRe4N BOYZ」との違い

  3. 3

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり

  4. 4

    侍J髙橋宏斗サイドがドジャースと“濃厚接触”!来オフ移籍は「十分ある」の怪情報

  5. 5

    熱意と覚悟が欠如…国内男子ツアーの衰退を加速させる日本ゴルフツアー機構の“残念さ”  

  1. 6

    平手友梨奈の「路線変更」にファン困惑…迷走の背景にある断ち切れない韓国事務所への“未練”

  2. 7

    弟子を殴った元横綱照ノ富士 どれだけ潔くても厳罰必至か…「酒瓶で…」「女性を庇った」飛び交う情報

  3. 8

    裏金事件で解消した自民党が“派閥復活”の無反省…まさかの「萩生田派」「武田派」結成の兆し

  4. 9

    橋下徹氏がまともに見える皮肉…米イラン攻撃で馬脚を現した「御用文化人」の逃げ腰と保身

  5. 10

    元横綱照ノ富士が“弟子暴行”で角界に大激震! 転籍組との微妙な関係、燻っていた「無理やり改名」の火種