著者のコラム一覧
金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

9月「長月」は「夜長月」が語源…では9月17日の「芋名月」って何のこと?

公開日: 更新日:

■お月見(十五夜)

 旧暦8月15日の夜は「十五夜」と呼ばれ、この夜の月は「中秋の名月」として一年で最も美しい月といわれています。今年の十五夜は9月17日の夜にあたります。

 お月見の風習は、平安時代に中国から日本の宮中に伝わり、江戸時代には一般の人々にも広まりました。

 お月見の時期はちょうど秋の収穫期でもあり、月を愛でるとともに、畑で採れた農作物や米粉で作った月見団子を供え、収穫への感謝をささげました。農作物の中でも特に初物の里芋を供えていたことから「芋名月」ともいわれています。

■敬老の日(第3月曜日.16日)

 年長者を敬い、長寿を祝う日。もともとは9月15日でしたが、ハッピーマンデー制度により、9月の第3月曜日に変更されました。

■秋分の日(22日)

 昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。秋分の日を中日として、前後の3日間を合わせた1週間を「秋のお彼岸」と呼びます。この間に、仏壇を清めて季節の花やおはぎを供え、お墓参りに行って先祖の供養をします。

 秋のお彼岸の「お萩」と、春のお彼岸の「牡丹餅」は、どちらも同じものですが、季節の花にちなんで呼び名が変わります。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち