著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

関東大震災の避難民に大邸宅を開放…人情家だった後藤新平

公開日: 更新日:
後藤新平の実行力とアイデアの能力は抜群だった(C)国立国会図書館所蔵画像/共同通信イメージズ

 9月1日に関東大震災が起きた時、内閣が存在していなかった。この年(大正12年)8月24日に加藤友三郎首相が急死して、内閣が崩壊したからである。外相の内田康哉が臨時首相代理のポストについていた。大震災で早急に対策を打たなければならない。摂政宮は山本権兵衛に次期総理の大命を下した。…

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